2024年8月22日(水)にリリースされた『レーシングマスター』はNetEase GamesがCodemasters社と共同開発をした本格レーシングゲームだ。レーザースキャンを用いた美しく精巧な車体モデリング、実車から録音したサウンドなどリアルで本格的なレースゲームになっている。また、豪華声優陣によるボイスも収録されており、車の操作に加えて耳でも楽しめるゲームだ。そんな本作の魅力や特徴を実際にプレイした感覚を元にお伝えしていく。
※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。
レーシングマスターとは?
『レーシングマスター』とはNetEase Gamesが世界トップレベルのレーシングゲーム会社Codemasters社と共同開発をした本格レーシングゲームだ。
実在する120台以上の車種が正式ライセンスを受け、レーザースキャンを用いた非常に精巧なモデリングになっている。さらに実車の細部のドア、窓はもちろんラジオやカーナビまで再現されており、かなりの没入感がある。
レースでは世界中のプレイヤーと対戦ができ、リアルな挙動を味わいながら熱いバトルが楽しめる。そんなリアルで本格的なレーシングマスターの魅力を紹介していきたい。
レーシングマスター
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実在の車が多数登場!憧れのあの車にも乗れる!
▲ランボルギーニのAVENTADOR SVJ ’19
▲ホンダのS2000 ’09
▲ダッジのChallenger R/T ’70
▲スポーツカーだけでなくお馴染みのホンダFITも登場。
『レーシングマスター』では実在する車が多数登場する。ランボルギーニやフェラーリといった海外の有名メーカーからお馴染みの日本メーカーの車にも乗ることができる。例えば日産-GTR、マツダロードスター、ホンダS2000、スバルBRZ、三菱ランサーエボリューションIIIといった国内外で人気を博している日本の名車達も運転が可能だ。
アメ車が好きな筆者としては「フォードマスタング」や「ダッジチャレンジャー」が登場するのは個人的に嬉しいポイントだった。
どの車も非常にリアルに再現されており、車体を眺めるだけでも十分に楽しめそうだと感じた。もちろん車の醍醐味は運転することなので、次からはレースの紹介を行いたい。
リアルな操作感を味わいながら全世界のプレイヤーと腕を競い合おう!
レースモードでは世界中のプレイヤーと戦うことが可能だ。単純な順位の比較だけでなくレースタイムを競うこともでき、ランキングシステムやプレイヤーのランクシステムなど、ただ走るだけではないやりごたえがあるものになっている。
▲シンプルで直感的にわかりやすい操作画面。
レースの操作紹介に移ると、車体の操作はシンプルで、画面右側にアクセルとブレーキ、ドリフトボタンがあり、画面左にハンドル操作の左右のボタンがあるという配置になっている。
個人的に良いと思ったのは「ドリフトボタン」の存在である。ドリフトボタンはその名の通り、タップするだけでドリフトができる。これがとても操作しやすく、速度的に曲がるのがきついカーブでもドリフトをしながら進むことができた。
▲ガイドラインに沿って走ることでスムーズに走りやすくなる。
また、レース中コースにはガイドラインが登場し、ガイドラインに沿って走るとスムーズにレースを運びやすくなる。このガイドラインによってコースの形態が覚えられていなくても道順やライン取りを意識せず感覚で運転が可能だ。この機能によってレースゲームが苦手な方でも遊びやすいのではないだろうか。もちろん、ガイドラインは設定でオフにできるので自分だけでレースを組み立てたい人も楽しめるようになっている。
車を運転していると感じることだが、当然ながら車の車種によって運転の感覚は全く違うものになる。『レーシングマスター』ではレース中のマシンの挙動も物理エンジンでリアルに再現されており、前輪駆動と後輪駆動の違いや低速点火など、車種によって異なる運転感覚を味わうことができる。
▲細かく再現された内部構造。じっくりと眺めたくなってしまう。
操作時の視点も複数選択でき、通常の上から見下ろす視点やバンパーから眺めているような視点も可能だ。特にドライバー視点では車の内部構造やドライバーの手の動きも見ることができる。メーターはもちろんカーナビも再現されていて、さらに音の聞こえ方も変わるので、まるで自分が運転しているかのような没入感を一度は試してみて欲しい。
路面の変化も再現!リアルな町並みを楽しみながらレースをしよう!
コースも世界中の様々な場所が再現されており、筆者はレース中なのに美しい街並みや背景に気を取られてしまい壁にぶつかりそうになってしまうほどだった。
路面や環境の変化も再現されており、微妙な運転感覚の違いを楽しむことも可能だ。特に、氷河湖のコースでは独特な感覚を楽しむことができて非常に面白い体験になった。
レースはPVPだけでなく練習モードも選択できるので、背景を楽しみたいドライバーは選んでみると良いだろう。
カスタマイズをして唯一無二の愛車を作成しよう!
▲マフラーやエアロパーツも変更できる。種類も豊富で迷ってしまう。
▲足回りも細かくカスタマイズが可能。鬼キャンもできるぞ。
▲可愛いものから面白いものまで種類が豊富なデカール。
熱い本格的レースバトルでだけではなくゲーム内では車のカスタマイズも可能だ。色や塗装、デカールといった外見の部分からタイヤやホイール、サスペンション、ブレーキなどカスタマイズも本格的なものになっている。
かなり細かく設定が可能で、マフラーやエアロパーツも設定できるのには驚いた。キャンバー角も変更できるので、所謂「鬼キャン」も再現が可能だ。
実際に所持している愛車を再現したり、憧れの車を自分好みしたりとこれだけでもかなり時間が溶けてしまいそうな要素だ。
車のサウンドは実写から録音!車両の状態で音も変化!
『レーシングマスター』ではリアルなモデリングや挙動に加えて、車のサウンドもリアルさを追求している。車のサウンドは実車から録音されている徹底ぶりで、シフトチェンジ、バックファイアなどをシミュレートし、車の状態に応じて音が自動調整される。
やはり車のエンジン音やタイヤの音はレースゲームの醍醐味なので、サウンドへのこだわりはプレイヤーとして嬉しいポイントだ。筆者がプレイ中にも車種による音の違いを感じた。せっかくの音の違いを楽しむためにも、できるだけ音を出して遊んでみてほしい。
豪華声優陣によるボイスでレースをより楽しもう!
『レーシングマスター』では内田真礼さん、佐倉綾音さん、鬼頭明里さんといった豪華声優陣によるボイスも楽しむことができる。レース中はプレイヤーの操作に合わせてボイスが流れるようになっているため、ピットからの通信を受けているような感覚を楽しめる。
孤独なレースに華を添えてくれるような演出で、ボイスも堪能しながらレースに挑んでみよう。
リアルさを感じられる本格的なレーシングゲームをスマホで楽しもう!
ここまでお伝えしてきたように、『レーシングマスター』は非常に丁寧に作られており、まさに「本格レーシング」といえるゲームだ。これまでレースゲームというとゲームセンターや自宅でじっくりと腰を据えて遊ぶイメージだったが、本作はスマホでどこでも遊べるので、よりレースゲームが身近になった印象だ。
また、車好きなら誰でも知っているような実在の車が多数登場し、自分好みに細かくカスタマイズできるのも魅力的だ。カスタマイズした愛車で世界中のプレイヤーと気軽に熱いレースを遊ぶことができる。
レースもガイドラインやアシストがあるのでレースゲーム初心者や苦手な方も操作しやすく楽しめるものになっている。ぜひこの機会に『レーシングマスター』を遊んでみてはいかがだろうか。
レーシングマスター
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